これから暑い夏が到来!

海やプールなど夏ならではのレジャーが始まります!
そこで大敵なのが紫外線、、、。

紫外線の強さは4月からググッと上がってきて9月頃までは強い時期が続きます。
肌の露出が最大限になる?水辺のレジャーでは本当に注意が必要です。

ところでなんで紫外線が大敵なのでしょうか。
いえいえそもそも紫外線って?

紫外線とは
紫外線とは地球に降り注ぐ太陽光線の一種です。
太陽から地球に届く光には目に見える「可視光線」と
目には見えない、「赤外線」と「紫外線」があります。
赤外線は赤より外側の光なので「赤外線」
光の波長が長い部分です。
紫外線は紫より外側の光なので「紫外線」といいます。
こちらは光の波長が短い部分です。

で、紫外線はさらに「UVA」「UVB」「UVC」に分かれます。
「UVC」は大気層で吸収されて地表には届かないのでまあよし。
問題は「UVA」と「UVB」です。

紫外線の功罪
問題だの大敵だの言ってはいますが、功(メリット)の部分もあります。
まずはビタミンDの生合成です。紫外線には体の中でビタミンDを作るのを助ける働きがあります。
が、実はビタミンDは普段の食べ物からも摂取できるので、むしろ紫外線を浴びることの
悪影響の方が心配です。
次に治療としてB波の一部の波長のみを使用して皮膚治療を行うこともあるようです。
とはいえ、これは機械を使って照射するものなので、陽の光から受けるものではありませんね。
おっと、ということは太陽光からの紫外線は悪影響ばかり!
ただし、あくまでも「紫外線」が、ということを忘れないようにしてください。
太陽の光がないと困っちゃいますからね。

では、罪(デメリット)の方を。
まずは日焼け。
皮膚が赤くなってヒリヒリと痛くなる。お風呂に入るのも辛くなりますよね。

次に光老化。

これはシミ、しわ、皮膚の良性・悪性腫瘍など歳をとってから出てくるもの。

皮膚の免疫抑制。


光線過敏症。


角膜症や白内障の原因の一つ。


UVAの悪影響は
太陽から届く紫外線の9割を占めていて、肌に蓄積的なダメージを与えます。
肌の奥の真皮にまで届き肌のハリや弾力を失わせて光老化を引き起こす原因になります。
また、紫外線の刺激で作られたメラニン色素を酸化させて肌を黒くする作用もあります。
メラニン色素自体は、紫外線から肌を守るための作用でもあるのですが、
過剰に生成されることでシミ、そばかすの原因になるようです。

UVBの悪影響は
短時間浴びただけでも肌が赤くなります。
いわゆる日焼け(赤くなる状態はサンバーン、黒くなった状態はサンタンと分けるよう)です。
炎症やシミの原因となるだけではなく、表皮細胞やDNAを傷つけるなど体への影響が大きいです。

日焼けタイプで紫外線の影響の受けやすさがわかる?
日焼けの後肌が赤くなる人、黒くなる人と色々いると思いますが、
日本人で比較的多いのは赤くなった後いつも黒くなる人。
わずかに赤くなり、すぐに黒くなる人。
すぐに赤くなり、黒くはならない人。だそうです。
すぐ赤くなり、黒くならない人は紫外線の影響を受けやすいそうです。
そのような人はより紫外線対策をした方がいいということでしょう。

ということで、紫外線!怖いです。
肌を露出しまくる夏のレジャーには徹底した対策が必要ですね。

標高と紫外線の関係
アウトドアでは山に行ったりキャンプに行ったり、
比較的標高の高いところに行くこと多いと思います。
そこで、標高と紫外線の関係を調べてみました。
結論から言うと標高が1,000m上がると10〜20%強くなるようです。
紫外線は地表に降り注ぐまでに大気中の空気分子などに散乱されて、
その強度は弱まります。
また、平地では水蒸気量や埃の量も多いのでよりその強度は弱まります。
標高が高いということは大気の層は薄くなり、
散乱させてくれる水蒸気量や埃の量も減ります。
なので、標高が高いところに行く時はより注意が必要です。

季節によって違う?
もちろん違います。冬はやっぱり紫外線量は少ないです。
でも、雪山でスキーとかすると日焼けしますね。
先ほどの標高の関係と、雪による反射がその原因です。

紫外線は反射する!
紫外線は地面で反射します。
先ほどの雪なんかは新雪だと反射率が80%も!
そりゃ日焼けしますわ。
砂浜は10〜25%
水面は10〜20%
海も焼けますねー。
アスファルトは10%
草や土では10%以下です。

水に入るとどう?
これも紫外線をほとんど防がないそうです。
なので、海やプールで水に入ってれば大丈夫!
なんてことはないのです。むしろ反射を顔に受けるかも。

曇りならいいんじゃない?
曇りでも紫外線はあります。
快晴に比べて薄曇りでは80%〜90%。
曇りだと60%
流石に雨だと30%になります。
が、雲の切れ間から日が射している場合は雲の散乱光もあり、
晴れよりも多い紫外線量が観測されることもあるそうです。


結論!
アウトドアレジャーではとにかく紫外線対策が必須!
季節問わず必須!と言うことですね。
スノースポーツ、マリンスポーツでもなんでも十分な紫外線対策をして、
直後のヒリヒリ日焼けから身を守り、
将来の懸念からも解放されましょう。

お読みいただきありがとうございました。
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