家族でゆるゆるアウトドア!!

家族/こどもとのキャンプやトレッキングなどアウトドア活動の記録。 ゆるーくゆるーく無理せずマイペースでアウトドア活動を楽しみます! 不器用とうさんの奮闘記?

タグ:富士登山


富士山関係、久しぶりの更新です。
言い訳ですが、仕事もプライベートも忙しくて
なかなかパソコンに向かい機会がなくて、、、。
もう富士登山のシーズンも終わりなのに持ち物書いたって、、、。
という話ですが、来年のために。
来年登る子連れの方々のための参考になればと思います。

この写真に載っているのは全てではないですが、
一応ぱっと見でわかるようにしてみました。
IMG_5051

おそらく必要のないものも多いかもしれません。
ではでは、おもいつくまま順番に。
なるべく必要度の高いものからいこうと思います。
まずは雨具。とはいっても傘ではありません。
レインウェアです。ポンチョタイプでもいいかもしれませんが、
しっかりと足までカバーするタイプが望ましいですね。
我が家で使用しているのはこれら。



続いて肌に身に付けるもの。
特にシャツは大事。
汗をかいても不快にならないよう、吸汗性速乾性のあるものを選んでください。
パンツなどの下着もそのような機能のあるものだとより快適だと思います。
とにかくアレルギーがないのであれば綿製品は避けましょう。



ズボンも大切です。
登山用のズボンがもちろん理想的ですが、ジャージでも構わないと思います。
動きやすい、足運びがしやすいものを選んでください。
ジーンズは絶対にNGですね。動きにくいので。
あ、あといくら夏だからと行ってハーフパンツ的なのはやめましょう。
転んだ時の怪我の予防と、やっぱり上に登るにつれて寒くなるからです。
できればズボンの下に履くタイツのようなものも揃えておくといいと思います。
山小屋で泊まった後の出発時にタイツを履いて寒さや冷えに備えましょう。


続いて登山靴。もちろんスニーカーでも登れなくはないです。
実際に登っている子もいました。
が、雨が降った時や雨の翌日のことなどを考えると、登山靴が快適です。
というか滑って危ないし、雨の時のびしょびしょの靴って
とてつもなく不快ですよね、子供用の登山靴もいろいろあります。





あっとそもそもを忘れていました。
荷物を持っていくリュックもそれなりのものがあったほうがいいですね。
荷物をほとんど持たない子ならば普段使っているものでもいいと思います。
しかし、小学校中学年くらいからならば自分のものは自分で。
水分もちゃんと持って欲しいもの。
そんな時はそれなりの登山用のリュックの方が、背負いやすいですし、
とっさの雨の時の対応も確実です。
うちの一番下の子はこれを使いました。

他にもキッズ用のはいくつかあります。
選ぶ時にはウェストベルトとチェストベルトがあるかどうか。
これで体にぴったりとさせて背負うことができます。
ただ、容量の小さいのはウェストベルトがないのも多いです。
また、レインカバーがあるかどうかもポイントです。
まあレインカバーはサイズ別に別売りもしているので、
別売りのを買ってもいいかもしれません。





次は地図。
今はスマホのアプリでもありますが、GPSを使うとバッテリーを使うので、
アプリで賄おうとする場合は予備バッテリーも必要になります。
我が家は紙の地図とアプリの地図を両方持って行きました。
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アプリ版は山と高原地図のアプリをインストールして必要な地図を購入します。

続いては紫外線対策グッズ。
帽子やサングラスや日焼け止めですね。
1000m標高が上がると紫外線は10%アップすると言われています。
体力の消耗にもつながるのできちんと対策をしましょう。
帽子はきちんとUVカット効果のあるつばの広いものを選びましょう。
うちの子たちはこれも使ってます。

サングラスは慣れないとかえって危ないという指摘もあるので、
無理せずに使用しましょう。
で、サングラスですが、おもちゃのようなやつだとUVカット効果のないものも。
その場合はむしろ紫外線による目へのダメージが増えてしまうので気をつけましょう。
我が家の子供達はお手軽価格で機能バッチリのこれ。
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ヘッドライトも必要です。
夜に登ることはないよ。
とは思っていても思わぬトラブルで夜間の行動をしなければならないことも。
そういうことも想定して、人数分は揃えておきたいところです。

食料。行動食。
山小屋での食事は子連れだとバカになりません。
なのである程度の食料は持っていくようにしました。
アンパンやクリームパンなどの甘めのやつが疲労にはいいですね。
またしょっぱいものも食べたくなるところ。
柿の種とかいいですよ!また、カロリーを取るために羊羹なんかも持って行きました。
あとは一本満足バーみたいなやつとかも持って行きましたね。
おやつ系は子供達がその時に好きなものを用意することで、
子供たちのテンションも上がるのでそこはいつもより寛大な心でおやつを用意しましょう。

救急セット。
絆創膏やガーゼ、サージカルテープなどの傷に対処するもの。
捻挫などに対処するためのテーピング。
腹痛や発熱に備える飲み薬などは持って行った方が安心です。

歯ブラシ。
水はないので持参した水や購入した水を使用します。
意外と忘れがちになるものです。

ウェットティッシュ、ボディーシート。
山小屋などでさっぱりするのに便利です。

水筒。軽いやつです。
保温保冷機能があっても、軽量のものにしましょう。
我が家はお湯を入れて行きました。
意外とお湯を飲むのってホッとして体が休まります。
軽くてオススメはプラティパスなどの使わない時は丸められるやつ。
リュックに入れる時も形状を変えられるので便利です。
ただし、そのままだと飲むのが不便なのでハイドレーションシステム
というリュックに水筒が入ったままでも飲める。というものを使いましょう。
で、ハイドレーションシステムは使うのにコツがいるので
いく前には練習した方がいいです。
これは水筒とハイドレーションがセットになったもの。

こちらはプラティパスという丸められる水筒。

これは上記の水筒に後からつけられるもの。
ペットボトルやナルゲンボトルなどにもつけることができます。

で、これがナルゲンボトル。
丸まらないけど軽くて使いやすい。

軍手。手袋。
寒さ対策と、岩場対策として。
手を使って登る時に怪我をしないようにするには必要です。
軍手は濡れたりする可能性があるので予備も用意。

ネックウォーマー。
寒さ対策と後はマスク代わりに。

マスク。
下山の時はとにかく砂埃がすごい。
なのでマスクがないと顔中ひどいことになります。

酸素缶。
いらない。という人もいますが、やっぱりあると安心。
使わないように登れるのが一番なんですが。

アミノバイタル。
登る前に飲み、登ってる時に飲み、
と疲れを溜めない、回復を早める。という目的で使いました。

アイマスク、耳栓などの就寝グッズ。
個室のある山小屋もありますが、個室であっても周りの音は気になります。
そんな時のために必要かもしれません。

トイレットペーパー。
今回使いませんでしたが、いざ!という時のための安心材料です。
芯は引っこ抜いて潰して持って行きます。

防寒具。
こんな下の方に書くべきものじゃないですね。
必要度は高いです。夜に山頂近くに行くと超寒いです。
フリースやダウンジャケットなどがないと体調を悪くしてしまいます。
ユニクロのでもいいので持っていく必要性があります。
どんな天候の時に登るかわかりません。
1日目はよくても2日目に崩れるかもしれません。
防寒対策はしっかりとして、体調管理ができるようにしましょう。

スパッツ。
これも結構必要度が高いと個人的には思います。
下山の時の砂埃、砂利は半端ないです。
靴に砂利が入ることの不快感はたまらんです。
なのでそのためにもスパッツは必要です。
というかそもそもスパッツって?という人もいるかも。
ズボンと靴の間をカバーするもので、ズボンの裾汚れなども防いでくれます。

あるといいんじゃない?的なものとしては、
鼻腔拡張テープ。ブリーズライトとかですね。
これで普段よりも呼吸がしやすくなって、高山病の予防になります。

ヘッドライト用のシェード。
我が家は個室の山どやでしたが、電気はオンかオフかの2択。
真っ暗になると流石に子供たちも寝つきが悪いし、
夜に何かあった時の動きがしにくい。
そんな時にヘッドライトにこれをかぶせることで、
ほのかな明かりがついていて、安心感が出ます。

ストックは子供の分はいらないと思います。
子供たちには金剛杖を買ってあげるといいと思います。
山小屋で焼き印を押してもらうと山頂に向けて少しずつ印が増えて行き。
それがテンションを上げていくことにもなると思うからです。

と、だいたいこんなところでしょうか。
それぞれの荷物は濡れないように、
また整理しやすいように小分けにしておくと便利です。
小分けにする際にはスタッフバッグや、ジップロックなんか便利です。

楽しくて安全な富士登山をするにはそれなりの入念な準備が必要になるので、
もし参考にしていただけたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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さていよいよ下山開始です。






さて、下山の開始は11時でした。ひたすらに砂埃の中を下ります。
去年は山頂から本8合目までの下りに靴の上に履くゲイター、スパッツを持っていませんでした。
なので靴の中への砂利などの侵入が半端なかったです。
今回はしっかりと反省を生かし、山頂に行く時の荷物にしっかりとゲイターは入れてあります。

去年より体力が温存してあったおかげでしょうか、
思ったよりも膝にこないでスムーズに下れます。
子供達の体調もいいので、ペースは速めです。
11時25分には荷物を預けてある本8合目のトモエ館に到着しました。
ここからは一気に下っていきます。荷物整理と着替えをします。
着替えは、多少肌寒くても薄着になるようにしました。
人がいない隙を見て、ズボンの下のタイツも脱ぎました。
というのも動くと暑くなるのはもちろんですが、
結構下まで行かないと着替えができるようなベンチというか座る場所がないのです。

一気に下まで行くぞ!ということで十分な休憩と水分補給。
30分ほどここに滞在しました。
あとはもうひたすらに下る。単調です。
単調にジグザグと下っていきます。
IMG_5190

雲もあるので展望の望めません。
IMG_5191

去年は長男がこのくだりで眠気の限界を迎えてしまい、
ダラダラとした下山で、ジグザグの1往復ごとに長男が座り込む。
という自体でしたが、今年は超スムーズ!
1年の成長か、昨年の経験からきた反省が生かされているのか。
大人もさほど膝にくることなく、ガンガン下ることができました。
7合目公衆トイレまで70分で到着しました。
これは、山と高原地図に書いてある行程時間よりも15分早かったです。
このトイレを過ぎると単調な下りはひとまず終了。
ちょっと緑が見えてきたりするようになります。
でも、ここが危険で落石よけのシェルターなんかもあるので頭上注意です。

と、言っていましたが、、、。比較的平坦になったここで事件発生。
注意すべきは頭上じゃなかった。
長男が隣を歩いている長女にぶつかりそうになったからと、
足を避けた際に自分のゲイターの紐に引っ掛り転倒。
足をくじいてしまいます。
まだ富士スバルライン5合目までは1時間近くあります。
馬に乗る?なんてことも考えましたが、妻がそれはダメ!と、、、。
高いですしね。
とはいえ、相当痛そうな息子。
一応救急セットの中からテーピングを出して、足首を巻いておきます。
さらに、ストックを渡して足に負荷がかからないように。
くじいた足の側は私が腕を貸して、思いっきり体重をかけてもらうようにしました。

ゆっくりゆっくり足に負担がないように。
痛がっていますが、弱音を吐かない息子。
意地になっているようにも見えますが、
意地になれるくらい根性があるのも嬉しいです。
時々「限界だ。」と口からこぼれますが、
歩くのをやめるとは言いません。
6合目を過ぎて平坦なあたりにくると、自分一人で歩く。
とストックを2本使って歩き始めます。
もちろん引きずっていて痛そう。
遠くに5合目の建物が見えても、嬉しそうにしている余裕はなし。
たまに、「もう限界だ」という声も漏れます。
娘たちは歩けている息子を見て、余裕そうじゃん。
なんて言っていますが、そこに怒る気力もない息子。
かなり必死そう。
(とはいえ、脂汗をかいているわけでもないし、熱感もほとんどなく
骨折の疑いはなさそうな状態でしたので、私も余裕そうかな。とは思っていました。)
なんとか、5合目に到着!
他の子達はお土産を見にいきましたが、息子は座って休憩。
買ってきたソフトクリームを食べて待機。
父としては息子が意地になれたこと、最後まで弱音を吐かずに頑張れたことが
うれしかったです。
とんだ災難だったかもしれませんが、息子の強くなったのが見れてよかったと思ってます。

ここから富士山パーキングまではまたバスです。
ここも時間帯によっては早めに並ばないと、乗れなくなる可能性がありますし、
場合によっては補助席で帰ることにもなります。
さて、バス酔いのある娘二人ですが、さすがに疲れていてすぐ寝ちゃうだろうからと、
酔い止めは飲みませんでした。
そうしたら、長女は寝られなくてバス酔いしちゃったみたいです。
というのも、長女は通路側に座っていたのですが、
補助席に人が来て、しかもその人がちょっと妊婦さんぽかったらしいのです。
もし寝てその人に寄りかかったら大変だ。と、変に緊張して寝られなかった。そうです。
おかげで富士山パーキングについてから、しばらくそこで酔いが治るまで待機です。
ここで暑いので自販機でアクエリでもと思いましたが、
さすがの暑さかアクエリやポカリなどの飲料は全て売り切れ。
まさかの下山後の飲み物問題でしたね。
ま、炭酸飲料でスカッとするようにはしましたが。

ちょっと酔いが治ったのを見て近くの温泉へ。
去年も行ったふじやま温泉というところへ。
料金高い!
設備とかお風呂はバッチリなのでいいんですけど料金が高い、、、。
子連れにはちときついです。
とはいえ、富士山駐車場からかなり近いし、そのまま河口湖ICに行くにも便利なので
ここで富士登山の疲れを癒します。

で、のんびりとお風呂に浸かっていると息子が一言。
あ、足治った。
え?んなばかな?と思いましたが、確かにやや引きずっているものの
まあまあ普通に歩けています。
半分息子を担ぐようにして下山した苦労が思い出されますが、
まあよかったよかった。

長女の山小屋での気持ち悪さ。
事前の予習でどうすれば山小屋で気持ち悪くならずに寝られるか。
気持ち悪くなった後にどうすれば良いかを知っておくこと。

次女の腹痛。
こどもの状態をしっかり見極めて、登るか降りるかの判断が必要でした。

長男の足のくじき。
無理をさせず、でも本人の頑張りを励まして応援すること。

とまあ、それなりのトラブルはありましたが、
結果としてはオーライ!
何よりも天候に恵まれたし、気持ち良い日の出も見られた。
いろんな辛いことから逃げようとしていた息子が
意地を張って最後まで下山できた。
わずか二日の登山で多くのものを得ることができました。

次は持っていったものなどの紹介ができればいいかな。
お読みいただきありがとうございました。
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その2からの続きです。





さてさて太子館にて日の出を見た後はちょっと長めに休憩を取りました。
そこを出たのは5時30分です。
そこから約40分で白雲荘に到着。
去年もそうですが、ちょうどこの辺りに来ると朝日がいい感じになります。
IMG_5159

長めの休憩のおかげでしょうか。
次女の腹痛は少し収まったようです。
が、ここでも20分ほどの休憩。
トイレに行ってもなかなかすっきりしないような次女のお腹。
次の山小屋である元祖室という場所の前でかなりの休憩を取りました。
でもお菓子を食べる元気はあるんです。
頭も痛いわけではない。なんの症状なのかよくわかりません。
痛いという割には、顔色もそう悪くはないのです。
ひとまずゆっくりペースで本8合目にあるトモエ館を目指しました。
そこでもまだ痛いようならそこから下山をしよう。
ちょうどそこで下山道に行くことができるから。
という判断です。その判断に長男はべそをかく、、、。

実は長男は7月の終わりに学校に行けなくなっていて、
自分に自信がなくなっていました。
最後には少し行けたのですが、このままでは2学期が危ぶまれてました。
それは長男自身も思っているらしく、
富士山に登れることで、自分に自信を持ちたいとも思っているようでした。
なので下山をするかも。という判断がとても悔しかったようです。
まあ、そんな想いも汲みながら、でも無理はしない。
というためには、、、、。
本8合目で、私と長女、長男で山頂を目指し。妻と次女はそこで待機。
という判断をしていくことに。
この判断自体も、長男は不服。みんなで頂上に行きたかったのに、、、。
だそうで。それはもちろんそうなんですけど。
健康を害してまで登る必要性は全くないですからね。


さていよいよ本8合目に到着。
腹痛はおさまらない次女。でも後少しということがわかったのでしょうか。
なぜか頂上に行きたい。と。
本8合目には8時に到着したのですが、
休憩自体は15分ほどで登り始めました。
7合目のトモエ館に泊まると、この本8合目のトモエ館に荷物を預けることができます。
なので、みな身軽になって、軽快に歩を進めます。(が、もちろんペースはゆっくりです)

この先は御来光館という9合目手前の山小屋をすぎるとトイレは山頂までありません。
時間としては1時間くらいですが、心配のないようにしっかりと済ませておくといいと思います。
9合目には9時15分に到着。
9合目には鳥居があるだけで、小屋などはありません。
このころには次女の腹痛は何処吹く風。
すっかり元気です。
普通のペースで登っていきます。
それによって長男の機嫌も俄然良くなり、みんな楽しく登れます。
とはいえ、次女の体調の変化には気をつけていますが、、、。
一体なんだったんだろう、、。
さあ、もう一歩で山頂です!鳥居の先は山頂だ!
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9時50分。山頂に到着しました。
今回はとても晴れているので、ゆっくりと景色を楽しみました。
ちょっと火口の方を見に行ったりもできました。
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絶対に家の方では食べさせないであろう、カップヌードル。
たとえ800円でもここでなら食べさせてあげちゃいます。
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しっかりゆっくり休憩をして、下山を開始します。
11時に下山を始めました。
ちなみに頂上のトイレは300円です。


余談ですが、7合目でお会いしたご家族も2度目の富士山とのことでした。
そのご家族も我が家とほとんど年齢の変わらない子がいました。
が、前回は山頂に行けなかったそうです。
9合目で子供の体調が悪くなり、引き返したそうです。
悪くなった理由は、弾丸登山(1泊せずに登る)をしたそうです。
やっぱり体調的に弾丸はかなり子供にはきついと思います。
弾丸かどうかはわかりませんが、元祖館では明らかに高山病に近いであろう
若い女性がいるのも目にしました。ぜえぜえ息をして、とても具合が悪そうでした。
一人で立って歩けてないのですから。
周りの仲間は励ましていましたが、そんな状態だともう登ることは不可能だと思われましたし、
絶対にやめるべきだと思いました。
幸い小屋の方の目に留まっていたので、無理はさせないようでしたが、、、。

次女は腹痛は訴えるのですが、呼吸は普通ですし、顔色も悪くなかったので、
なんとなく気持ちの問題、やや寝不足で機嫌が良くない。
というのもあったのかな。
いずれにしろ、常に子供の体調を見て無理しない、させない。
どこまで頑張れるのか。というのを親の責任として見極めなかればならないと思いました。
今回我が家は登れましたが、結果論でしかないと思います。
ひょっとしたら途中で、一気に具合が悪くなったかもしれません。
8合目で一緒に日の出を見た中年の女性は、その日の出を見た後、そのまま下山していました。
その女性は1泊だと、ちょっと体が厳しい。と言っていました。
それぞれの人が、それぞれの体力や体調に合わせて決して無理をしない。
というのが、本当に大切だと思いました。

と余談の方が長くなってしまったかな。
次は下山編。ほとんど写真はないのですが、ここでもまたトラブルが、、、。
お読みいただきありがとうございました。
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その1からの続きです。

6合目からはしっかりと登りが続きます。
10分ほど休憩を取ります。
トイレもあるので、心配な人は済ませておきましょう。
次のトイレのある山小屋までは1時間くらいあります。
さてさて、しっかりと登りが始まるので前回の記事で書いたような
ゆっくり登りペースでいきます。
前を行くガイドツアーの人たちとほぼ同じペースを守ります。
昨年よりもかなりゆっくりとしている気がします。

でも、それで正解!
6合目から7合目に向けてジグザグと登って行くコースが続くのです。
昨年は妻がヘトヘトになって、ジグザグを1往復するたびに休憩を数分とっていました。
しかし今年は軽く4往復5往復しても平気。
だれも特に息の上がることもなく、30分歩いたので軽く休もう、程度の休憩で十分でした。
暑さ的にも去年と大差がないと思ったので、やはりペース配分ってとても大事ですね。

7合目に行く手前で岩場が現れますが、
ここでガイドツアーの方々が連なりちょびっと渋滞が起きてきます。
IMG_5081

小さい子はちゃんと手を使うようにしましょう。
6合目を出発したのは12時52分。
7合目の宿泊予定のトモエ館に到着したのは14時11分でした。
到着時刻は昨年とほぼ同じ。
本当はもう少し早めに着いて、この標高に体をならしたかったのですが仕方ありません。

なぜこの標高で長めに居たかったか。
それは夜なかなか寝付けずに、気持ち悪くなる子(私もですが)が出たからです。
それでも昨年よりゆっくりペースで登ってきたので、いくらか体は慣れているかな?

昨年もほぼ同じ時間に着きましたが、夕食(16時30分)まで時間があったので
ちょっと仮眠をしてしまいました。
それが夜寝付けなかった要因かなとも思ったので、今年は寝ないで外で過ごすことに。
昨年は天気が悪く、外は山小屋に着いてすぐ後に大雨だったので外には出られませんでしたが、
今年は天気もいいのでちょっと小屋の前で過ごすことが可能でした。

さて、16時半にカレーの夕食。
到着した順番に呼ばれます。15時過ぎの到着だと17時くらいの食事になるかと思います。
ちょっと物足りませんが、満腹にすると高山病のリスクが高まるらしい。
食後30分は横にならないことで、高山病のリスクは減るとのこと。
なるほど、昨年は食べて結構すぐに寝たなあ。
食後も外で「チャイ」飲んだり、ここの名物のクリームパンを食べたりして過ごします。
(結局お腹いっぱいにならんのかい?という話ですが、5人で一つのパンですよ)
ちなみにクリームパンは300円、甘さが疲れた体に沁みます。
水は400円、、、。水って超貴重!
就寝は17時45分。
登山用のパンツを脱いでスパッツを履いて就寝です。
明日からは寒い中の登山となるので今のうちにスパッツを履いておいて、
起きてからパンツを上に履くことで防寒ですね。
上のシャツも半袖から長袖に着替えます。(これは小屋についてすぐ着替えましたが)
汗で湿ったものからの着替えの意味と、こちらも明日に備えての防寒も含めてます。
IMG_5085

仮眠をしなかったこともあってか、長男はすぐにぐっすり。
でも長女が意外と苦しそうに。
壁に寄っかかって寝てもらうようにしたところ、
しばらくすると落ち着いて眠れたようです。
体を横にすると体を起こしている時よりも酸素が体に入りにくくなり、
苦しく気持ち悪くなることがあります。
で、次女も気持ち悪いわけではないけどもぞもぞと、、、。
トイレに頻繁に行ってしまいます。
仕方なく付き添った時に見えた町の夜景。
昨年は見えなかったものです。
写真を撮るのが下手なので伝わらないかもしれませんが、綺麗でした!
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なんだかんだ一番寝付けなかったのは私でしょうか。
寝付けなかった理由は単純にそれほど眠くない、、、。
昨年ほど息苦しさは感じず、気持ち悪さもなかったです。
登り方や小屋での過ごし方も良かったのかもしれません。
なんとか19時半頃には眠れたと思います。

そのまま朝までぐっすり、、、。
というわけではなく、ちょっと暑くて時々起きたりしました。
狭い空間で5人もいると、かなり熱気がこもりますね。
少し通路側のカーテンを開けて、空気の入れ替えとかしました。

起床は午前の2時。家よりもみんな寝起きがいい。
夕食の時に一緒にもらっていた朝食を食べます。
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今年はみんな昨年よりも食欲があるようで、
結構しっかりと食べました。
一人分弱残りましたが、おにぎりにしてジップロックに入れて持って行きました。
出発は3時。着替えを済ませたり、トイレを済ませたり、
水筒への水の補給やなんやとしていると1時間くらいかかりました。
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ここからはしばらく岩場が続きます。
しかし、、、。
出発した時には元気いっぱいだった次女が少しずつ腹痛を訴えるように。
かなりゆっくりしたペースで登りました。
高山病のような症状ではないようで、普通の腹痛のようでした。
休憩を多めにこまめに取りながらの登り。
こちらは4時に到着した東洋館前。
徐々に夜が明け始めています。このころの次女はまだいくらか余裕あり。
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日の出はどこでみられるのか?
という心配もありましたが、
予定していた8合目の太子館という山小屋の前で見ることができました。
4時40分に小屋に到着して、その数分後に日が昇ると行ったまさにギリギリでした。
去年は雲の上から登る太陽でしたが、今年は遠くから登る太陽!
去年も良かったけど、今年もいいもの見られました。
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これはちょっとお遊びで撮ったやつ。
富士山保全協力金を払うともらえるものがちょうど良かったので撮りました。
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ちょうどこのころ
雲が山を乗り越えて滝のように流れているかのように見えるのを見つけ
こちらも写真に撮りました。
IMG_5151

さてさて次はいよいよ山頂に向けて。
次女の腹痛はどんどん酷くなるようです。
果たして山頂には行けるのか?

お読みいただきありがとうございました。
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今年も行きました。富士登山の様子です。
今年も昨年と同じルート富士吉田ルートで行きました。
他のルートに挑戦!という案もありましたが、
まだ2回目ということと、個室の山小屋に泊まりたい。ということもあり、
同じルートでの挑戦となりました。

家を6時台に出て、富士山パーキング
(昨年までは富士北麓駐車場という名でしたが、今年から変更になりました)
に到着したのは8時40分。
準備やトイレなどでいろいろしている間に9時発のバスは出発、、、。
次のバスにすることに。しかし、去年はバスが来る直前に並んでも
ゆとりがあったのですが、今年は並んでないとすぐに定員いっぱいになり乗れなくなりそう。
すごく日差しもあっって暑いのですが(日陰もない)、
耐えて並びました。
でも、人が多かったのもあってか臨時便も出してくれ、
9時20分(本来なら30分に1本)に出発できました。

予定では45分のバス移動。
山道に入るので車酔いのある人は酔い止め必須!
うちの子は二人車酔いのひどいのがいるので、二人には朝から飲ませています。
まあ、行きはこれから富士山だ!というテンションもあるので、結構平気なんですよね。
むしろ帰りの方が、やばい、、、。

予定通り45分で富士山の5合目に到着。
ここで1時間以上体を高地に慣らします。高山病の予防ですね。
昨年よりもややゆっくりと滞在しました。
去年の反省?というか経験により、ゆっくりする方が体に無理はなく、
結果として早く登れるから。という結論に至ったからです。

持ってきたおにぎりや売店で食事を取ったり昨年購入した杖に刻印をしてもらったりと
のんびりと過ごします。
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のんびりといっても、人はかなりごった返しています。
トイレも無料の女性トイレは長蛇の列です。
休憩所の前はかなりの人です。
IMG_5063

とても晴れていたけど、5合目から上を見ると結構雲が、、、。
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去年は見ることができなかった5合目からの展望。
十分にいい眺めです。
見えるのは山中湖だと思います。
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結局5合目には2時間弱滞在して出発したのは12時です。
それにしても昨年よりもとにかく人が多い。
外国の観光客の人が多いのはあまり変わらないと思うのですが、
登る人たちが多い!
それもツアーというかガイドさんと一緒に登るグループがとにかく多かったです。
岩場が続くとこんな感じで列をなします。
IMG_5081

とはいえ、ガイドさんが近くにいると歩くペースがわかるのも事実。
去年もガイドさんを側から見ていて「これくらいゆっくりでいいのか」
と学習させてもらいました。
本当にかなりゆっくりとしたペースで歩きました。
しっかりと足の裏を地面につけて出す足の歩幅は30cmくらい。
一歩一歩踏みしめるように登る感じです。
とはいえ5合目から6合目まではほぼ平坦な道で、
6合目につくちょっと手前くらいで急な登りがあるくらいです。
約45分くらいで6合目に到着。

言い忘れてましたが、富士山保全協力金は5合目でも6合目でも支払うことができます。
なんだかんだとお金がたくさんかかる登山ですが、
気持ちよく支払って気持ち良い富士山をいつまでも守っていってほしいです。

ちょっと話は横に逸れまして。
ちなみになんだかんだかかるお金とは、、、。
富士山パーキング1回(何泊してもいい?)1,000円(これは良心的と言っていいかも。)
5合目までのバス代往復大人2,000円小人1,000円(乗ってる時間からすればまあまあなのかな?)
富士山保全協力金一人1,000円
山小屋それぞれの値段だと思いますが、今回は個室で一人9,000円(だいたいです)
他にも途中で買う食べ物、飲み物。飲み物は五合目は200円ですが、七合目からは400円。
頂上はもっとしますね。
杖への焼印だいたい200円から500円。5合目から頂上まで各場所でやっても5箇所以上。
本八合目なるところで焼印押せますが、九合目は押せません。(小屋がないから)
トイレが200円(頂上は300円)これが回数かける人数。
頂上ではそこでしか買えないお土産が、、、。
帰りも5合目でおみやげを、、、。
とまあなんだかんだでかかります。
5合目ならばカード使えるところもありますが、
それ以降は使えないと思った方がいいと思います。
我が家はパーキング                   1,000円
バス代                         7,000円
保全協力金                       5,000円
山小屋(5人)                     44,000円
杖は昨年の使い回し                     0円
<杖への刻印や焼印>    
 不明ですが、1回300円として6回位を3人で       5,400円
<トイレ>                     不明 5,000円?
 なんだかんだ1人7〜8回くらい行ったのかな?多めに見て。
 ただし、宿泊施設ではトイレ1回につき100円でよくなりました。
<追加の水分>
 駐車場で2本(ここは普通のお値段)
 山小屋で1本                       600円
 (なぜこんなに追加が少ないかというとすごく持って行ったから)
 (持って行ったものについてはどこかで追記したいと思います)   
<5合目やその他の小屋での飲み食い>
 トモエ館のクリームパン3個(途中で食べる用にも購入)   900円
 5合目での食事(正確な金額は忘れました)        3,500円?
 トモエ館でカップヌードル                 600円だったかな
 本8合目トモエ館のあんぱん                300円
 山頂のカップヌードル2個                1,600円
 山頂のうどん(ほぼ素うどん)               900円
 山頂の豚汁                        900円だったかな?
 (これでもひょっとしたら少ない方かも、結構腹持ちするような食料持って行ったから)
他にお土産                  という感じでしょうか。
結構かかりました。若い人で色々節約することも可能ですが、
パーキングや、バス代、協力金はケチれませんね。

話が逸れたままですが
ちょっと長くなりそうなのでひとまずここで。
お読みいただきありがとうございました。
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