家族でゆるゆるアウトドア!!

家族/こどもとのキャンプやトレッキングなどアウトドア活動の記録。 ゆるーくゆるーく無理せずマイペースでアウトドア活動を楽しみます! 不器用とうさんの奮闘記?

2019年09月


富士山関係、久しぶりの更新です。
言い訳ですが、仕事もプライベートも忙しくて
なかなかパソコンに向かい機会がなくて、、、。
もう富士登山のシーズンも終わりなのに持ち物書いたって、、、。
という話ですが、来年のために。
来年登る子連れの方々のための参考になればと思います。

この写真に載っているのは全てではないですが、
一応ぱっと見でわかるようにしてみました。
IMG_5051

おそらく必要のないものも多いかもしれません。
ではでは、おもいつくまま順番に。
なるべく必要度の高いものからいこうと思います。
まずは雨具。とはいっても傘ではありません。
レインウェアです。ポンチョタイプでもいいかもしれませんが、
しっかりと足までカバーするタイプが望ましいですね。
我が家で使用しているのはこれら。



続いて肌に身に付けるもの。
特にシャツは大事。
汗をかいても不快にならないよう、吸汗性速乾性のあるものを選んでください。
パンツなどの下着もそのような機能のあるものだとより快適だと思います。
とにかくアレルギーがないのであれば綿製品は避けましょう。



ズボンも大切です。
登山用のズボンがもちろん理想的ですが、ジャージでも構わないと思います。
動きやすい、足運びがしやすいものを選んでください。
ジーンズは絶対にNGですね。動きにくいので。
あ、あといくら夏だからと行ってハーフパンツ的なのはやめましょう。
転んだ時の怪我の予防と、やっぱり上に登るにつれて寒くなるからです。
できればズボンの下に履くタイツのようなものも揃えておくといいと思います。
山小屋で泊まった後の出発時にタイツを履いて寒さや冷えに備えましょう。


続いて登山靴。もちろんスニーカーでも登れなくはないです。
実際に登っている子もいました。
が、雨が降った時や雨の翌日のことなどを考えると、登山靴が快適です。
というか滑って危ないし、雨の時のびしょびしょの靴って
とてつもなく不快ですよね、子供用の登山靴もいろいろあります。





あっとそもそもを忘れていました。
荷物を持っていくリュックもそれなりのものがあったほうがいいですね。
荷物をほとんど持たない子ならば普段使っているものでもいいと思います。
しかし、小学校中学年くらいからならば自分のものは自分で。
水分もちゃんと持って欲しいもの。
そんな時はそれなりの登山用のリュックの方が、背負いやすいですし、
とっさの雨の時の対応も確実です。
うちの一番下の子はこれを使いました。

他にもキッズ用のはいくつかあります。
選ぶ時にはウェストベルトとチェストベルトがあるかどうか。
これで体にぴったりとさせて背負うことができます。
ただ、容量の小さいのはウェストベルトがないのも多いです。
また、レインカバーがあるかどうかもポイントです。
まあレインカバーはサイズ別に別売りもしているので、
別売りのを買ってもいいかもしれません。





次は地図。
今はスマホのアプリでもありますが、GPSを使うとバッテリーを使うので、
アプリで賄おうとする場合は予備バッテリーも必要になります。
我が家は紙の地図とアプリの地図を両方持って行きました。
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アプリ版は山と高原地図のアプリをインストールして必要な地図を購入します。

続いては紫外線対策グッズ。
帽子やサングラスや日焼け止めですね。
1000m標高が上がると紫外線は10%アップすると言われています。
体力の消耗にもつながるのできちんと対策をしましょう。
帽子はきちんとUVカット効果のあるつばの広いものを選びましょう。
うちの子たちはこれも使ってます。

サングラスは慣れないとかえって危ないという指摘もあるので、
無理せずに使用しましょう。
で、サングラスですが、おもちゃのようなやつだとUVカット効果のないものも。
その場合はむしろ紫外線による目へのダメージが増えてしまうので気をつけましょう。
我が家の子供達はお手軽価格で機能バッチリのこれ。
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ヘッドライトも必要です。
夜に登ることはないよ。
とは思っていても思わぬトラブルで夜間の行動をしなければならないことも。
そういうことも想定して、人数分は揃えておきたいところです。

食料。行動食。
山小屋での食事は子連れだとバカになりません。
なのである程度の食料は持っていくようにしました。
アンパンやクリームパンなどの甘めのやつが疲労にはいいですね。
またしょっぱいものも食べたくなるところ。
柿の種とかいいですよ!また、カロリーを取るために羊羹なんかも持って行きました。
あとは一本満足バーみたいなやつとかも持って行きましたね。
おやつ系は子供達がその時に好きなものを用意することで、
子供たちのテンションも上がるのでそこはいつもより寛大な心でおやつを用意しましょう。

救急セット。
絆創膏やガーゼ、サージカルテープなどの傷に対処するもの。
捻挫などに対処するためのテーピング。
腹痛や発熱に備える飲み薬などは持って行った方が安心です。

歯ブラシ。
水はないので持参した水や購入した水を使用します。
意外と忘れがちになるものです。

ウェットティッシュ、ボディーシート。
山小屋などでさっぱりするのに便利です。

水筒。軽いやつです。
保温保冷機能があっても、軽量のものにしましょう。
我が家はお湯を入れて行きました。
意外とお湯を飲むのってホッとして体が休まります。
軽くてオススメはプラティパスなどの使わない時は丸められるやつ。
リュックに入れる時も形状を変えられるので便利です。
ただし、そのままだと飲むのが不便なのでハイドレーションシステム
というリュックに水筒が入ったままでも飲める。というものを使いましょう。
で、ハイドレーションシステムは使うのにコツがいるので
いく前には練習した方がいいです。
これは水筒とハイドレーションがセットになったもの。

こちらはプラティパスという丸められる水筒。

これは上記の水筒に後からつけられるもの。
ペットボトルやナルゲンボトルなどにもつけることができます。

で、これがナルゲンボトル。
丸まらないけど軽くて使いやすい。

軍手。手袋。
寒さ対策と、岩場対策として。
手を使って登る時に怪我をしないようにするには必要です。
軍手は濡れたりする可能性があるので予備も用意。

ネックウォーマー。
寒さ対策と後はマスク代わりに。

マスク。
下山の時はとにかく砂埃がすごい。
なのでマスクがないと顔中ひどいことになります。

酸素缶。
いらない。という人もいますが、やっぱりあると安心。
使わないように登れるのが一番なんですが。

アミノバイタル。
登る前に飲み、登ってる時に飲み、
と疲れを溜めない、回復を早める。という目的で使いました。

アイマスク、耳栓などの就寝グッズ。
個室のある山小屋もありますが、個室であっても周りの音は気になります。
そんな時のために必要かもしれません。

トイレットペーパー。
今回使いませんでしたが、いざ!という時のための安心材料です。
芯は引っこ抜いて潰して持って行きます。

防寒具。
こんな下の方に書くべきものじゃないですね。
必要度は高いです。夜に山頂近くに行くと超寒いです。
フリースやダウンジャケットなどがないと体調を悪くしてしまいます。
ユニクロのでもいいので持っていく必要性があります。
どんな天候の時に登るかわかりません。
1日目はよくても2日目に崩れるかもしれません。
防寒対策はしっかりとして、体調管理ができるようにしましょう。

スパッツ。
これも結構必要度が高いと個人的には思います。
下山の時の砂埃、砂利は半端ないです。
靴に砂利が入ることの不快感はたまらんです。
なのでそのためにもスパッツは必要です。
というかそもそもスパッツって?という人もいるかも。
ズボンと靴の間をカバーするもので、ズボンの裾汚れなども防いでくれます。

あるといいんじゃない?的なものとしては、
鼻腔拡張テープ。ブリーズライトとかですね。
これで普段よりも呼吸がしやすくなって、高山病の予防になります。

ヘッドライト用のシェード。
我が家は個室の山どやでしたが、電気はオンかオフかの2択。
真っ暗になると流石に子供たちも寝つきが悪いし、
夜に何かあった時の動きがしにくい。
そんな時にヘッドライトにこれをかぶせることで、
ほのかな明かりがついていて、安心感が出ます。

ストックは子供の分はいらないと思います。
子供たちには金剛杖を買ってあげるといいと思います。
山小屋で焼き印を押してもらうと山頂に向けて少しずつ印が増えて行き。
それがテンションを上げていくことにもなると思うからです。

と、だいたいこんなところでしょうか。
それぞれの荷物は濡れないように、
また整理しやすいように小分けにしておくと便利です。
小分けにする際にはスタッフバッグや、ジップロックなんか便利です。

楽しくて安全な富士登山をするにはそれなりの入念な準備が必要になるので、
もし参考にしていただけたら幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
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二日目に来ました。モンベルクラブフレンドフェア。
新しく来た屋内アスレチックがあるものの、なんか今回は全体的に出展が少ないかな?
とはいえ、今までになかった場所もあったりして、楽しめそうです。VRのグライダー体験とかなんて今までなかったし。今日の夕方までやってるのでお近くの人はぜひ!


今日から横浜であるイベントです。
モンベルクラブフレンドフェア!
今日行ければD.W.ニコルズのライブも見られたのに、、、。
今日は残念ながら行けませんが、
明日は行きます!

パシフィコ横浜の展示ホールでやっています!

お得なアウトレット品や、地域の出展などで楽しめます。
何度行っても新鮮な出会いがあるのでおもしろいですよ!
また今回は東京でもフランス発祥のアスレチックである
フォレストアドベンチャーに挑戦できます!
早く明日になれ!

お読みいただきありがとうございました。 
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さていよいよ下山開始です。






さて、下山の開始は11時でした。ひたすらに砂埃の中を下ります。
去年は山頂から本8合目までの下りに靴の上に履くゲイター、スパッツを持っていませんでした。
なので靴の中への砂利などの侵入が半端なかったです。
今回はしっかりと反省を生かし、山頂に行く時の荷物にしっかりとゲイターは入れてあります。

去年より体力が温存してあったおかげでしょうか、
思ったよりも膝にこないでスムーズに下れます。
子供達の体調もいいので、ペースは速めです。
11時25分には荷物を預けてある本8合目のトモエ館に到着しました。
ここからは一気に下っていきます。荷物整理と着替えをします。
着替えは、多少肌寒くても薄着になるようにしました。
人がいない隙を見て、ズボンの下のタイツも脱ぎました。
というのも動くと暑くなるのはもちろんですが、
結構下まで行かないと着替えができるようなベンチというか座る場所がないのです。

一気に下まで行くぞ!ということで十分な休憩と水分補給。
30分ほどここに滞在しました。
あとはもうひたすらに下る。単調です。
単調にジグザグと下っていきます。
IMG_5190

雲もあるので展望の望めません。
IMG_5191

去年は長男がこのくだりで眠気の限界を迎えてしまい、
ダラダラとした下山で、ジグザグの1往復ごとに長男が座り込む。
という自体でしたが、今年は超スムーズ!
1年の成長か、昨年の経験からきた反省が生かされているのか。
大人もさほど膝にくることなく、ガンガン下ることができました。
7合目公衆トイレまで70分で到着しました。
これは、山と高原地図に書いてある行程時間よりも15分早かったです。
このトイレを過ぎると単調な下りはひとまず終了。
ちょっと緑が見えてきたりするようになります。
でも、ここが危険で落石よけのシェルターなんかもあるので頭上注意です。

と、言っていましたが、、、。比較的平坦になったここで事件発生。
注意すべきは頭上じゃなかった。
長男が隣を歩いている長女にぶつかりそうになったからと、
足を避けた際に自分のゲイターの紐に引っ掛り転倒。
足をくじいてしまいます。
まだ富士スバルライン5合目までは1時間近くあります。
馬に乗る?なんてことも考えましたが、妻がそれはダメ!と、、、。
高いですしね。
とはいえ、相当痛そうな息子。
一応救急セットの中からテーピングを出して、足首を巻いておきます。
さらに、ストックを渡して足に負荷がかからないように。
くじいた足の側は私が腕を貸して、思いっきり体重をかけてもらうようにしました。

ゆっくりゆっくり足に負担がないように。
痛がっていますが、弱音を吐かない息子。
意地になっているようにも見えますが、
意地になれるくらい根性があるのも嬉しいです。
時々「限界だ。」と口からこぼれますが、
歩くのをやめるとは言いません。
6合目を過ぎて平坦なあたりにくると、自分一人で歩く。
とストックを2本使って歩き始めます。
もちろん引きずっていて痛そう。
遠くに5合目の建物が見えても、嬉しそうにしている余裕はなし。
たまに、「もう限界だ」という声も漏れます。
娘たちは歩けている息子を見て、余裕そうじゃん。
なんて言っていますが、そこに怒る気力もない息子。
かなり必死そう。
(とはいえ、脂汗をかいているわけでもないし、熱感もほとんどなく
骨折の疑いはなさそうな状態でしたので、私も余裕そうかな。とは思っていました。)
なんとか、5合目に到着!
他の子達はお土産を見にいきましたが、息子は座って休憩。
買ってきたソフトクリームを食べて待機。
父としては息子が意地になれたこと、最後まで弱音を吐かずに頑張れたことが
うれしかったです。
とんだ災難だったかもしれませんが、息子の強くなったのが見れてよかったと思ってます。

ここから富士山パーキングまではまたバスです。
ここも時間帯によっては早めに並ばないと、乗れなくなる可能性がありますし、
場合によっては補助席で帰ることにもなります。
さて、バス酔いのある娘二人ですが、さすがに疲れていてすぐ寝ちゃうだろうからと、
酔い止めは飲みませんでした。
そうしたら、長女は寝られなくてバス酔いしちゃったみたいです。
というのも、長女は通路側に座っていたのですが、
補助席に人が来て、しかもその人がちょっと妊婦さんぽかったらしいのです。
もし寝てその人に寄りかかったら大変だ。と、変に緊張して寝られなかった。そうです。
おかげで富士山パーキングについてから、しばらくそこで酔いが治るまで待機です。
ここで暑いので自販機でアクエリでもと思いましたが、
さすがの暑さかアクエリやポカリなどの飲料は全て売り切れ。
まさかの下山後の飲み物問題でしたね。
ま、炭酸飲料でスカッとするようにはしましたが。

ちょっと酔いが治ったのを見て近くの温泉へ。
去年も行ったふじやま温泉というところへ。
料金高い!
設備とかお風呂はバッチリなのでいいんですけど料金が高い、、、。
子連れにはちときついです。
とはいえ、富士山駐車場からかなり近いし、そのまま河口湖ICに行くにも便利なので
ここで富士登山の疲れを癒します。

で、のんびりとお風呂に浸かっていると息子が一言。
あ、足治った。
え?んなばかな?と思いましたが、確かにやや引きずっているものの
まあまあ普通に歩けています。
半分息子を担ぐようにして下山した苦労が思い出されますが、
まあよかったよかった。

長女の山小屋での気持ち悪さ。
事前の予習でどうすれば山小屋で気持ち悪くならずに寝られるか。
気持ち悪くなった後にどうすれば良いかを知っておくこと。

次女の腹痛。
こどもの状態をしっかり見極めて、登るか降りるかの判断が必要でした。

長男の足のくじき。
無理をさせず、でも本人の頑張りを励まして応援すること。

とまあ、それなりのトラブルはありましたが、
結果としてはオーライ!
何よりも天候に恵まれたし、気持ち良い日の出も見られた。
いろんな辛いことから逃げようとしていた息子が
意地を張って最後まで下山できた。
わずか二日の登山で多くのものを得ることができました。

次は持っていったものなどの紹介ができればいいかな。
お読みいただきありがとうございました。
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